毎日のシャンプーは基本の洗い方を確認しよう
シャンプーは毎日のように行う身近なヘアケアですが、「とりあえず泡立てて洗えばいい」と自己流になっている方も多いのではないでしょうか。
シャンプーをするときは、いきなりシャンプー剤を髪につけるのではなく、ブラッシングや予洗いなど、洗う前の準備もポイントになります。
また、使用するシャンプーによって適量や使い方が異なる場合があります。基本的な手順を知ったうえで、商品の使用方法も確認しながら取り入れましょう。
この記事では、シャンプー前の準備から洗い方、すすぎ、髪を乾かすまでの基本的な流れを初心者向けにわかりやすく紹介します。
シャンプーをする前に準備しておきたいこと
髪を洗うときは、すぐにシャンプー剤をつけるのではなく、その前にいくつかの準備をしておくとスムーズです。
基本的には「ブラッシング→予洗い→シャンプー」という流れで進めます。ただし、髪の長さや状態などに合わせて無理のない方法で行いましょう。

髪が乾いた状態でやさしくブラッシングする
髪の長い方や絡まりが気になる場合は、シャンプー前にブラッシングしておく方法があります。
ブラシを強く引っ張るのではなく、毛先から少しずつ絡まりをほどいていきましょう。毛先が整ったら、徐々に根元に近い部分へ移動します。
無理にブラシを通すと髪が引っかかることがあるため、力を入れすぎずに行うことがポイントです。
シャンプー前に髪と頭皮をお湯ですすぐ
ブラッシングが終わったら、髪と頭皮をお湯で十分に濡らします。シャンプー剤をつける前にお湯ですすぐ工程は「予洗い」と呼ばれることがあります。
髪の表面だけを濡らすのではなく、指を使いながら頭皮までお湯が行き渡るようにすすぎましょう。
お湯の温度についても、熱すぎると感じる温度は避け、自分が心地よく洗える温度に調整します。
シャンプーの基本的な手順
予洗いが終わったら、シャンプー剤を使用します。適量は商品や髪の長さなどによって異なるため、パッケージに記載されている使用方法を確認してください。
たくさん使えばよいというものではありません。まずは商品の案内を目安に使用し、必要に応じて調整しましょう。

シャンプー剤を手に取ってから使用する
シャンプー剤は適量を手に取り、そのまま一か所だけにつけるのではなく、手のひらで軽く広げてから髪や頭皮になじませていきます。
泡立ち方は商品によって異なります。泡立ちが少ないからといって、すぐに大量のシャンプー剤を追加するのではなく、髪が十分に濡れているかなども確認してみましょう。
指の腹を使って頭皮を洗う
シャンプーでは、爪を立てて強くこするのではなく、指の腹を使って洗います。
耳の周りや後頭部、生え際など、場所を少しずつ移動しながら洗うと、頭全体を洗いやすくなります。
「強く洗ったほうがよい」と考えず、力を入れすぎないように意識しましょう。頭皮に傷や異常などがある場合は、状態に合わせて使用を控えることも検討してください。
髪は強くこすり合わせない
シャンプー中に髪同士を強くこすり合わせる必要はありません。泡を髪全体になじませながら、無理な力を加えないように洗いましょう。
特に髪が長い場合は、洗っている途中で絡まることがあります。指を無理に通そうとせず、髪を扱いやすい状態にしながら洗うことがポイントです。
シャンプー後はしっかりすすぐ
髪と頭皮を洗い終えたら、シャンプー剤をお湯ですすぎます。洗う工程だけでなく、すすぎまで丁寧に行うことが大切です。
髪の表面だけにお湯をかけるのではなく、指を使いながら頭皮までお湯が届くようにすすぎましょう。
生え際や耳の周りも確認する
すすぐときは、額の生え際、耳の周り、後頭部なども確認します。髪が長い場合は、髪を少し持ち上げながらすすぐと頭皮までお湯を当てやすくなります。
すすぎ時間を一律に決める必要はありません。髪の長さや量などに合わせて、シャンプー剤が残らないよう丁寧に洗い流しましょう。
すすぐときも強くこすらない
シャンプー剤を落とそうとして、頭皮や髪を強くこする必要はありません。お湯を流しながら、指の腹を使ってやさしくすすぎます。
頭皮に違和感などがある場合は無理にこすらず、状態を確認しましょう。使用しているシャンプーが合わないと感じた場合は、使用を中止することも検討してください。
シャンプー後はトリートメントやコンディショナーを使用する
シャンプーをすすいだあとは、必要に応じてトリートメントやコンディショナーを使用します。
商品によって名称や使用方法が異なるため、「必ずこの順番」と決めつけるのではなく、使用している商品の説明を確認することが基本です。
髪の水気を軽く切ってから使用する
トリートメントやコンディショナーを使用する前に、髪から落ちる水を手で軽く切っておくと扱いやすくなります。
適量を手に取り、商品の使用方法に沿って髪になじませましょう。使用量についても、髪の長さだけで自己判断せず、商品に記載されている目安を確認してください。
使用する場所は商品の説明を確認する
トリートメントやコンディショナーは、商品によって推奨されている使用方法が異なります。
毛先を中心になじませるよう案内されている商品もあれば、頭皮への使用方法が記載されている商品もあります。そのため、一律に「頭皮にはつけない」と考えるのではなく、使用する商品の説明に従いましょう。
また、放置時間が指定されている商品もあります。長く置けばよいというものではないため、記載されている時間や使用方法を確認して使用してください。
最後は商品の案内に沿ってすすぐ
トリートメントやコンディショナーを使用したあとは、商品の説明に沿ってすすぎます。
すすぎ方についても商品によって異なる場合があるため、パッケージなどを確認しましょう。耳の周りや首などにもお湯を流しながら、丁寧にすすぎます。
洗髪後はタオルでやさしく水分を取る
シャンプーやトリートメントなどが終わったら、タオルを使って髪の水分を取ります。
濡れた髪をタオルで強くこするのではなく、頭皮や髪をタオルで包みながら水分を取っていきましょう。
まずは頭皮付近の水分を取る
タオルを頭に当て、指の腹を使うような感覚で頭皮付近の水分を取ります。このときも爪を立てたり、強くこすったりする必要はありません。
タオルが水分を吸収しにくくなった場合は、乾いた部分を使ったり、必要に応じて別のタオルを使用したりしましょう。
毛先はタオルではさんで水分を取る
髪が長い場合は、毛先をタオルではさみ、軽く押さえるようにして水分を取る方法があります。
髪をねじったり、タオルでゴシゴシとこすったりするのではなく、無理な力を加えないように扱いましょう。
タオルドライである程度水分を取っておくと、その後のドライヤーも行いやすくなります。

タオルドライ後はドライヤーで髪を乾かす
タオルドライで水分を取ったあとは、ドライヤーを使って髪を乾かします。髪の長さや量によって乾かす時間は異なるため、状態を確認しながら進めましょう。
ドライヤーを使用するときは、同じ場所に長時間温風を当て続けるのではなく、少しずつ位置を動かしながら乾かすことがポイントです。
髪の根元付近から乾かす
髪が長い場合は、毛先だけでなく根元付近から乾かしていくと全体を乾かしやすくなります。
髪を手で分けながらドライヤーの風を当て、乾き具合を確認しながら場所を移動していきましょう。
ドライヤーと髪の距離や使用方法については、使用している製品の取扱説明書も確認してください。
同じ場所に温風を当て続けない
ドライヤーを使用するときは、同じ場所に温風を集中させないようにします。ドライヤーを少しずつ動かしながら、髪全体を乾かしていきましょう。
熱いと感じた場合は無理に使用を続けず、髪との距離や温度設定などを調整してください。
毛先まで乾き具合を確認する
根元付近が乾いてきたら、中間部分や毛先の状態も確認します。髪の内側などは水分が残っていることもあるため、手で触れながら確認してみましょう。
乾かし方に絶対的な決まりがあるわけではありません。髪の長さや量、使用しているドライヤーなどに合わせて、自分が行いやすい方法で乾かしてください。
シャンプーをするときに気をつけたいポイント
毎日のシャンプーでは、洗い方だけでなく、使用するシャンプー剤やお湯の温度、髪の扱い方などにも気を配りましょう。
特別な方法をたくさん取り入れるよりも、まずは基本的な手順を確認することが大切です。
爪を立てて頭皮を洗わない
頭皮を洗うときは、爪ではなく指の腹を使います。強くこすればよいというものではないため、力を入れすぎないようにしましょう。
爪が長い場合などは特に注意し、頭皮を傷つけないように洗います。
熱すぎるお湯は避ける
シャンプーをするときのお湯は、熱すぎると感じる温度を避けましょう。心地よく洗える温度に調整して使用します。
季節によってシャワーの設定温度を変えている方も、洗髪を始める前に温度を確認しておくとよいでしょう。
シャンプー剤の使用量は商品表示を確認する
シャンプー剤は、量を増やせばよいというものではありません。商品のパッケージなどに使用量の目安が記載されている場合は、それを確認して使用しましょう。
髪の長さや量などによって調整が必要になる場合もあります。初めて使用する商品は、使用方法を確認してから取り入れることが大切です。
頭皮に異常を感じた場合は使用を中止する
シャンプーを使用した際に、赤みやかゆみなどの異常を感じた場合は使用を中止しましょう。
症状が続く場合などは、必要に応じて皮膚科などの医療機関に相談してください。新しい商品を使用するときも、頭皮や髪の状態を確認しながら使用しましょう。
シャンプーは基本の流れを意識して丁寧に行おう
シャンプーは、単にシャンプー剤をつけて洗うだけではなく、洗う前の準備からすすぎ、タオルドライ、ドライヤーまでが一連の流れです。
基本的には「ブラッシング→予洗い→シャンプー→すすぎ→トリートメントやコンディショナー→タオルドライ→ドライヤー」という流れで進めます。
シャンプー中は爪を立てずに指の腹を使い、髪同士を強くこすり合わせないようにしましょう。すすぐときは、生え際や耳の周り、後頭部なども確認します。
また、シャンプーやトリートメント、コンディショナーは商品によって使用量や使い方が異なります。自己流で判断せず、パッケージなどに記載されている使用方法を確認することも大切です。
難しい方法を取り入れる必要はありません。まずは毎日のシャンプーの手順を見直し、自分が無理なく続けられる方法で髪と頭皮を洗いましょう。

